行った日:2020年2月
領地問題で緊迫しているインドとパキスタンですが、ここ国境では殺伐とした雰囲気は全くなく、両国の兵士によるフラッグセレモニーが、365日、日没前に行われています。
私はインド側から観戦しました。
時間や行き方が事前調べではよく分からなかったので、実際行ってみて分かったことも含めて
以下の目次に沿ってご紹介します。
これから行く方の参考になれば幸いです。
ワガ国境 セレモニーの時間は?
行く前に日本語、英語で色々検索してみましたが、結果分からなかったです。
でもご安心を!行けば自然に知ることになります。
とりあえず冬は17:00前後、夏は18:00前後くらいに思っていればいいと思います。
ちなみに、私が行った2月前半では16:30からでした。
他にも黄金寺院周辺などで歩いていると、「ワガボーダー行く?」などツアーの勧誘がたくさんあったので、「What time?」など聞けばすぐにわかると思います。
ホテルの人などに聞くのもいいと思います。
ワガ国境のセレモニーへの行き方は?
ワガ国境まで中心地から約30kmあります。
私が現地で出会った移動方法は主に2つ、大型観光バスとUber貸し切りです。
①大型観光バス(Hop on Hop off)★私はこれを利用しました。
1人往復290ルピー
google mapで「Fawwara chowk Amritsar」と出てくる像がある交差点の西側にチケット売り場とバス停留所がありました。
チケット売り場のお兄さん マイルドな対応でした
14:00過ぎにバス出発、15:30到着、16:30〜17:00セレモニー、17:50出発、19:15着と行った感じで、道の混雑もあり、意外と時間がかかりました。
②Uberをチャーターする
Uberではワガ国境への往復が1400ルピーと決まっているようです。
アプリで配車依頼するときにオプションで選択できます。
上記以外の移動手段
(具体的なことを聞いたわけではないので、こういう選択肢もあるよ、程度に読み流してください。)
◯乗合バンを申し込む→黄金寺院周辺などで勧誘があると思います。バスよりちょっと安いかも?
◯リキシャをチャーター→距離があるので行ってくれる人とそうでない人がいると思います。ただ往復でそこまで安いわけではなく、リキシャで30kmの往復はちょっと大変かと思います。
ワガ国境セレモニーに持ち込める荷物について
カメラ、財布、ペットボトルは持込okです。
貴重品だけが入るような小さいバッグは持ち込めますが、荷物検査の時にバッグの中までしっかり見て確認されます。
大型観光バスではセレモニーの間、バスには鍵がかけられていたので、貴重品でなければバスに置いていってしまうのもアリだと思います。
セキュリティー前に、レストランやお土産物屋さんが入っている建物があり、そこに有料のロッカーもあるので、そこでも預けられます。
ワガ国境のセキュリティーレーンについて
一番左端が外国人と事前予約者の優先レーンになっています。レーンの入り口にセキュリティーが立っており、パスポートを見せると並ばせてくれます。
どの列もセキュリティーを通った後は同じ道を歩くことになるので、特に混雑していなければ、どの列に並んでもいいと思います。
ワガ国境セレモニーを観戦しやすいポイントは?
インド側のパフォーマンスは基本的にどこからでも見えると思います。
VIP席は椅子がありますが、インド人席も階段状になっていて座って見れるので、そこはこだわらなくてもいいかと思いました。
ポイント別の見え方は以下のような感じです。お好みの場所を見つけてみてください。
観戦ポイント①ゲート近く、VIP席
インド側のパフォーマンスが近くで良く見えます。前列の方だと兵士たちに近くて迫力がありそう!ただ場所によってはゲートが死角となり、パキスタン側のパフォーマンスが全く見えないこともあるようです。
観戦ポイント②ゲートから離れた入り口側の席 ★私はここから見ました
パフォーマンスの場所はやや遠いです。インド、パキスタン双方のパフォーマンスが見えます。
写真のすぐ右の黄色い策の階段を兵士が通ったりもしました。
会場の雰囲気全体を見渡しやすいです。
ワガ国境の雰囲気
入り口ではインドグッズが売られています。
インドマダム達に囲まれる売り子さん笑
セレモニー前から爆音で音楽が鳴り、お祭り騒ぎ。
国境ゲートが開いた瞬間は、なんとも言えない感動がありました。
国境セレモニーを見るときの服装は?
私が行った2月は朝は寒いのですが、午後はTシャツに薄い羽織物だけで十分なくらい、そこそこ暑くなりました。
特にセレモニー観戦中は、インド側から観ると顔が太陽に照らされるような感じだったので、日焼け対策が必要です。
屋根の日陰になるところとならないところがあります。
夏場はかなり暑くなるようなので、帽子など直射日光を避けるものや、水分をしっかり持っておくことが必要だと思います。
まとめ
世界的にも珍しい国境でのセレモニーです。イベントノリで盛り上がりがすごく、面白かったです。
アムリトサルへ訪れた際は、ぜひ行ってみてくださいね。
アムリトサルについて、他にも記事を書いているので、下の関連記事から是非ご覧ください^^