インド出国時の注意点@デリー空港

インド小ネタ

最終利用日:2020年2月

インドでの出国を経験すると、日本の空港はなんて素晴らしいんだろう、と心底思います。
なんでそんなシステム?なんでこんな時間かかる?とストレスフルです。笑

デリー空港(インディラガンディー国際空港)からの出国は8回ほど経験し、ようやく「いつものことだ・・・」と諦められるようになってきました。

日本の空港と異なる点、インドの特殊な点、もありますので、出国の流れをまとめました。
旅慣れていない人でも困らないように細かくポイントも書いています。
ある程度は雰囲気で分かる、という旅慣れた方は赤マーカーのところだけでもチェックしてください^^

インド旅行の前に、ぜひ一度読んでみてください〜!

(入国時はこちら→インド入国の流れで知っておくとちょっと便利なこと

3時間前には到着しているのがベター

デリー空港は年間7000万人以上が利用しているインドのハブ空港で、2019年は世界忙しい空港ランキングの18位に入っています。
現在も空港拡張中で、2030年頃までに年間1億人が利用できるキャパシティーになるそうです。

人数を見てもあまりピンときませんが、何が言いたいかというと色々な所で並び時間がかかります

余裕を持って3時間前には着くようにしています。

※ちなみに、羽田空港は世界4位ですが2時間前で十分ですよね。なのでデリー空港で時間がかかるのは混雑だけのせいではないですが。笑

※デリーは道も混雑しています。朝夕の通勤時間帯や雨季などは特に時間が読めないので、余裕を持って移動時間をとっていた方がいいです。

空港建物に入るにはチケットの証明が必要

空港建物の入り口には警察が立っていて、入るためにはパスポート飛行機予約の証明(e-ticket)を提示する必要があります。スマートフォンの画面でも大丈夫ですが、充電がなくなってしまう可能性もあるので、私はいつも印刷して持ち歩いています。

確認されること
・パスポートとチケットの名前が一致しているか
・チケットの日付が当日であるか
・(担当官によっては航空会社も)
名前、出発日時、便名にマーカーをしておくとスムーズです。

 

※コロナでロックダウンになってから、空港までのゲートでもパスポートと予約証明を見せるよう指示されたという話を聞きます。国際線再開後に何か変更点が分かれば更新していきます。

※あまりに時間が早すぎると当日チケットでも入れてもらえないかもしれません。出発5時間前は入れましたが、職員によっても対応が異なる場合があります。

空港建物外でおすすめ待機場所
到着口の外にはいくつかのファーストフードがあります。
また、空港から車で5~10分程、メトロで一駅のところにエアロシティーというインドとは思えないほど綺麗な一角があります。あまりにも早く着きすぎてしまった場合は、そこで時間を潰すのもおすすめです。地下にフードコートがある「world mark1」を目がけていくと分かりやすいです。そこから徒歩で行ける「world mark3」には小さめのショッピングビルもあります。

チェックイン/搭乗手続き

基本的には出発時刻の3時間半前から航空会社のカウンターが開きます。
(時間帯によっては異なる場合があるので、航空会社に確認しておくと良いです。)
空港内でチェックインまで待機できるスペースには、ベンチや小さいカフェしかありません。

預け荷物がある or オンラインチェックインをしていない人

チェックインカウンターでのやり取りに関しては、他の国と特に変わりません。
インド人は預け荷物が多い、慣れていない人が多い、ビザが必要な国が多くその確認がある等の理由でとにかく時間がかかります。
中には重量オーバーでその場で荷物を整理しだす人も・・・

オンラインチェックインをしている人

大体の国の空港では、オンラインチェックインで発行されたチケットをプリントアウトして、そのまま搭乗券として利用できますが、デリー空港ではそれだと出国審査を通過できません。

チェックインカウンターで発行してもらった搭乗券が必要です。
必ずカウンターを通って搭乗券を発行してもらってください。

※一般カウンターはとにかく時間がかかるので、オンラインチェックイン済み専用カウンターに並びましょう。さらに預け荷物がなくビジネスクラスカウンターが空いている場合は、そちらへ通してもらえることもあります。その辺りは職員によっても対応が異なったりするので(インドあるある)、おかしいと思ったらこっそり別の職員にも声をかけてみて下さい。
※コロナによるロックダウン後、2020年5月25日より国内線が再開しましたが、その際はソーシャルディスタンスを保つ意味合いで、チケットを印刷してくるようアナウンスされています。今後国際線再開後も上記内容と変更があるかもしれません。

出国審査

デリー空港のターミナル3では、チェックインカウンターを通った後に「Domestic Departures」と「International Departures」とに分かれます。左がDomestic、右がInternationalです。それぞれの入り口上の壁に大きく書いてあるので、間違えないよう気をつけましょう。

出国審査の待機列は左からファースト&ビジネスクラスレーン、外国人(all passport)レーン、インド人レーンの順に並んでいます。

出国審査で必要なこと
・搭乗券、パスポート、VISAを見せる
・カメラを見る
・<在住者のみ>出力したFRROの提示を要求されたことがあります。スマホ画面ではダメということでしたので、常に印刷した物を持ち歩いています。

保安検査場

ポイント:ここでは搭乗券を手に持っていましょう。
2回見せる必要がありますので、以下に流れに沿ってご説明します。

保安検査場も並んでいます・・・長い。
列の先頭には警察官が立っていて、検査ゾーンに入る前に搭乗券を見せます(1回目)

手荷物検査

レーンに流すのは日本と同様です。
特に指示されなければ、靴は流す必要ありません。

物が多くてコンパクトにまとまっていない人が多いため、荷物が混ざったりしないようになるべく荷物から目を離さないよう注意しています。
みんな悪意なく(?)割り込みしてくるので、負けじと陣取りします。笑

身体検査

身体検査は男女別です。
金属探知ゲートの上に「GENTS」「LADIES」と書いてあるので、それを見て並びます。

身体検査後に搭乗券にスタンプをもらいます(2回目)
このスタンプがないと飛行機に搭乗できません!

※このスタンプが不明瞭ということでもう一度身体検査させられた、という噂も聞くので、明瞭に押されているか確認し、きちんと乾いてからしまうようにしています。

 

以上で手続きは終わりです。
あとは、買い物したり、フードコートで食事したり、ラウンジでゆっくりしたり・・・☆
デリー空港のHPにお店のMAPがありますよ〜!

おまけ:搭乗後

荷物棚の確保は早めに

みんな手荷物も多くて、荷物棚がすぐに満杯になります。
手荷物が多い時は早めに並ぶようにしています。

飛行機の座席に人がいる!

自分の座席のはずなのに人がいる、あるあるです。

インドのいいところは、「家族同士だから隣に座りたいんだけど、変わってもらえる?」など一応お伺いをたてて来ます。もちろんダメなら断って大丈夫です。

以前それを了承し、「ありがとう!僕の席へ案内するよ。」と丁寧に案内してくれたものの、そこにまた別の知らない人が座っていて、結局その知らない人の元の席に座ったことがあります・・・笑

自由な国です。

 

 

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