行った日:2020年2月
多くのシク教の寺院には巡礼者への施しを無料で提供する食堂があります。
ここアムリトサルの黄金寺院はシク教の総本山とだけあって、各地から巡礼者が集まります。
トップの写真には、誰もが同じ場所で、同じ高さ、同じ列に並んで食べている様子が写っていますが、上記のような意味があります。
シク教徒じゃなくでも、誰でも受け入れてくれます。
事前に場所や食べ方などの情報がなかったので、ドキドキしながらって行ってみました。
その様子を以下の目次に沿ってご紹介して行きます。
ぜひそんな貴重な食事を体験してみてください。
黄金寺院の食堂の場所は?どう行けばいい?
(朝の霧に包まれる黄金寺院)
黄金寺院を上の写真のように見えるところの門を出たすぐ左手にあります。
入り口はこちらです。↓
黄金寺院の食堂に着いたらどうすればいい?
入り口まで辿り着ければ、あれよあれよと言う間に流れ作業の一部になっていきます。どうすればいいんだろう、など心配する隙もありません。笑
以下にざっと流れを書いてみます。
入り口で食器を受け取る
↓
階段を登り食堂へ、座って待つ
↓
順番に食べ物がよそられていく、(手で受けて取るものは両手で)
↓
完食する
↓
食器を持って階段を降りる
↓
食器回収の人へ返却する
とても効率化されていて手際よく、関心してしまいました。
黄金寺院の食堂で出る食事は?
メニューは2種類のカレー、甘いお粥、チャパティ、水
どれも辛くなく、美味しかったです。「少しだけ」と言うのが通用せず普通量入れられます。
食べ終わった人から去っていくのですが、インド人食べるの早い…
あと、食堂自体は定期的に掃除されますが、人が去ったばかりの所は床に食べこぼしが落ちていることもあるので踏まないように注意。
お腹を壊さない…?
神聖な場所で失礼な質問…ですが、インド旅行につきまとう不安。
ここは1日10万人もの人へ提供されており回転が速く食べ物が新鮮であること、施設も掃除がマメにされ清潔ということで、歴史ある食卓を体験したい!と思い、頂くことにしました。
念のため、除菌シートで手の消毒をしてから食べましたが、お腹は壊さなかったです。
映画で、洗われた食器をチェック、大釜を洗剤でゴシゴシ洗う、食堂の床を磨くなどの様子を観ることができ、清潔さは安心できそうです。
黄金寺院の食堂のドキュメンタリー映画「聖者たちの食卓」
テロップやナレーションのない、映像のみ1時間の短編作品ですが、この食堂のスケールの大きさが良くわかります。
YouTubeに上がっている公式の予告には、スケールが数字で現されているので、そちらを見てからの方がイメージ沸きやすいかもしれないです。
実際の写真
野菜の下準備をする方達
チャパティを作る方達
食器を洗う方達
写真はほんの一部。
映画ではたくさんの働く方達が分担して食堂を運営している様子が良くわかります。
皆さん奉仕で働かれていて、とてもテキパキとスピーディーに動いていて関心してしまいます。
観てから行くと感動もひとしおに違いありません…!
時間がない方は、映画公式HP(日本語)だけでも覗いてみてください。
食器回収のところに募金箱があるので、感謝の気持ちを。
ぜひ、ここでの食事を体験してみてください。
アムリトサルについて、他にも記事を書いているので、下の関連記事から是非ご覧ください^^