標高5359mカルドゥンラを自転車で制覇した!

ラダック

行った日:2019年6月上旬

 

インドラダックにある、

自動車で通行できる世界最高峰と言われる峠、

カルドゥンラ。

 

日頃からマウンテンバイクに乗る私は、

自転車で通れる世界最高峰の道を通りたい!

とロマンを求めて登ってきました。

 

片道40km、標高差2000m、ひたすら上り坂の

耐久サイクリングでした笑

 

自転車好きな方、ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

カルドゥンラ自転車登頂の準備①到着後2日間は高地順応

到着したレーは標高3500mとすでに富士山並みに高く、

さらにカルドゥンラは標高5359mでしかも運動するということで、

高山病のリスクが高くなります。

 

高地順応のため、到着後2日間は

レーの街や、下ラダック方面で過ごしました。

 

カルドゥンラ自転車登頂の準備②通行証をゲット

カルドゥンラ頂上まで行くには、途中に関所があり

印刷した通行証を提出する必要があります。

 

私はHidden Himarayaという旅行代理店に

事前に頼んでいました。

 

ちなみに、通行証の提出と一緒にパスポートも提示する必要があるので、

携帯するのを忘れずに!

 

カルドゥンラ自転車登頂の準備③レーで自転車をレンタル

インド レー レンタサイクル

メインバザールから歩いて1〜2分ほどの便利な立地にあります。

地図に載っていなかったので説明すると、

メインバザール西側のUpper Tukcha Rdに入って

少し歩いた右手側にありました。

 

Google MapのGPSでこの辺り↓

34.165341, 77.583474

インド レー レンタサイクル

借りたのはこちらの自転車です!

たまに壊れている自転車もあるようなので、

しっかり試乗してチェックしました。

 

カルドゥンラへ自転車での道のり

約40kmの道のりで、表情が変わります。

 

街周辺は草や木が生えていて、

牛が放牧されているほのぼのした雰囲気です。

インド レー ラダック

草や木が生えているゾーンは早々に終わり、

ゴツゴツした岩山へと変わっていきます。

インド レー ラダック

カルドゥンラへの入り口です。

見送ってくれた犬が可愛すぎる。

ラダックの犬は人馴れしていて、近寄ってくるのがまた可愛い。

 

ここからひたすら登り坂です!

傾斜は緩やかで一定なので、走りやすいです。

この辺りは軍も利用する道なので、舗装もしっかりされています。

インド レー ラダック

しばらく登ると、レーの街が見渡せる絶景ポイントに!

岩山に囲まれたオアシスって感じです。

インド レー ラダック

関所へ到着。

ここで標高4700mほどです。

 

到着時、なんとゲートが閉まっている・・・!

この先の道路を軍の車両が使用していたらしく通行を制限していたようです。

 

小屋で熱い甘いチャイを飲んで休憩しながら待ち、

2,30分後無事通過できました。

インド レー ラダック

関所を通過すると、いよいよ雪山が間近に見えてきます。

写真にある道をひたすら登り続けます。

 

関所で休憩したのもあり、体力はまだ余裕あり!

インド レー ラダック

終盤になると、未舗装の道路になり、

しかも雪が降り始め、

一気に体力が奪われていきます・・・

 

バイクや車で追い抜いて行くインド人に励まされます。

ありがたいけど、返事するのもしんどいくらいに体力が・・・笑

インド ラダック カルドゥンラ

車が渋滞しています。

いよいよ山頂も間近!

インド ラダック カルドゥンラ

登り始めてから、およそ7時間半!

ついに到着しましたー!!

長かった・・・!寒かった!

インド マギー 

山頂で食べたインスタントラーメンが

人生で一番美味しいと感じました。涙

インド ラダック カルドゥンラ

峠の頂上の道標前で記念写真を撮ろうにも、

インド人が群がっていてなかなか取れず笑

せっかくなので、もみくちゃにされながらなんとか撮ってきました。

 

多くの人は、さらに先のヌブラ渓谷などに行くために

通過していきますが、

私は「登頂する」が目標だったので、

ここで引き返し、レーの街中に戻りました。

 

カルドゥンラ自転車登頂の反省点、良かった点

・お尻パット

長時間の走行となるため、お尻が痛くなってきます。

特に未舗装になってからが辛かったです・・・

自転車がレンタルだったこともあり

サドルの形も普段と異なるため、

お尻パットはもっといいものを使えばよかったです。

・手袋

自転車用手袋を持って行ったのですが、

指先が開いているタイプのものでした。

これだと上の方だと寒い・・・

フルカバータイプのものにすればよかったです。

・車で並走

妻は体力がないのでマウンテンバイクでの登頂は元から諦め、車で並走しました。

万が一、高山病になったり自転車の不具合などが起きた場合のために、

車で並走していたのはよかったです。

実際、帰りはブレーキの効きが弱くなったので、安全のため車に乗りました。

 

 

長かったですが、達成感のあるチャレンジとなりました!

幸い高山病にはならず、登頂できたのでよかったです!

インド人に励まされながら登れたのもいい経験です。

 

自転車好きな方は、ぜひチャレンジして見てください!

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