エローラ石窟群は世界遺産ですが、あまり整備もされておらずそのままの状態で、どうぞ観てください!とただ開放されたような感じの観光地です。
さらに、気候も夏の平均気温は40度前後、冬でも最高気温20度以上になるような暑い場所で、範囲は2km程(一部敷地内バスあり)と広いです。
ですので、事前の準備があると、より楽しく観光できると思います。
実際に行ってみた様子を加えてご紹介しますので、今後行かれる方の参考になれば幸いです。
エローラ持ち物①汚れても良い靴下と着脱しやすい靴
石窟の中は神聖な場所とされるため、中に入るには靴を脱ぐ必要があります。
中と言っても、床は石で出来ており、外から入ってきた砂などがあります。
ですので、汚れても良い靴下と、その靴下で履いても良く、着脱しやすい靴を選ぶと良いです。
しかも靴脱ぎ場には靴が散乱しており、踏まれたり蹴飛ばされたりすることもありますので・・・。
インド人は裸足にサンダルという人も多かったです。
エローラ持ち物②懐中電灯
石窟の中は基本的には真っ暗です。わずかな照明がおいてあったり、自然光が入るところもありますが、手持ちの懐中電灯がないと、歩くのもおぼつかない場所も多いです。
もちろんスマートフォンのライトでも機能的にはいいのですが、充電温存のため、懐中電灯を持っていくことをおすすめします。
階段もこんな感じ。ライトがないと足元が全く見えないところもありました。
細かい彫刻や壁画などを見るためにもライトは必須です。
ちなみに余談ですが、ライトを持って石窟を周るのは冒険心がかき立てられて世界遺産観光とは関係ないところで面白さを感じたりしたのですが、そういうのがお好きな方は15窟の2階がおすすめです。
15窟は階段を上った所にありスキップしてしまう人も多いため人が少ない(というか私が行った時は全くいなかった)ので、真っ暗なところを探検できます。
エローラ持ち物③水(一番大事!)
エローラを観光した感想、階段の上り下りが多い・・・。ここもか、あっここもか、というような感じでした。
しかも、上層部から作られているため、1階は未完成だが、2階、3階の彫刻は見事、なんてことも多いため、ついつい登りたくなってしまいます。
2月でも10時以降は半袖でも暑いと感じました。
その暑さと運動量で、水は必須です!
夏場はもしかしたら途中にも水を売るおじさんなどが居るのかもしれませんが、2月には居なかったため、エローラに入る前(入手できる最終地点は、入り口のレストランであった)で水を入手しておく必要があります。
エローラ前に出店がたくさんあったので、そこでもいいかと思います。
大丈夫かと思いますが、インドにはペットボトルの中身を詰め替えて売っていることもあるので、念のためキャップがきちんと閉まっていることの確認を忘れずに!
エローラ持ち物④おやつ(糖分、塩分)
これは人によると思いますが、私の場合、エローラだけで7時間滞在しました。
食べ物も水と同様に入手できる最終地点は入り口のレストランなので、エローラを周り始めると食べ物を入手できません。
糖分、塩分をさっと補給できるよう、クッキーやポテトチップスなどを持ち歩き、石窟の外の木陰などで休憩できると良いです。
エローラ持ち物⑤除菌シート
インド旅行されるほとんどの方がお持ちで、特にエローラだからという訳ではないのですが、除菌シートは必須です。
階段昇降時などに石の壁をタッチする場面がありました。
スナック前には手指衛生を忘れずに。
エローラ持ち物⑥マスク
マスクは必須というほどのものではないですが、狭い空間は砂ほこりっぽかったり、コウモリがいたりしたので、そういうのが気になる方はマスクがあるといいかと思いました。
インド人でマスクをつけている人はまずいないので、浮きたくないな、と思う方は口を覆える布などで代用するのがいいと思います。
私は気にせずマスクを着用しました。
エローラ持ち物⑦日除け、暑さ対策
帽子や日焼け止めはあったほうがいいです。
夏の平均気温は40度前後、冬でも最高気温20度以上になるような暑い場所です。
石窟の中は日陰ですが、一つの石窟に入り、隣の石窟へ移動してまた入り、、、というのを繰り返しながら観光していくのですが、石窟と石窟の間はほぼ日陰がありませんでした。
ぜひ準備をしっかりして、エローラ観光を楽しんできてください^^
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